昨日はスパークお疲れさまでした!
多くの方に今回の新刊をお手に取って頂けてとっても嬉しく思います…!
今回は新刊を読了している方向けのあとがきを書きたいと思います
まず表紙をめくった時に目に入る遊び紙なのですが、表と裏で種類が違うことに気が付いた方はいるでしょうか?
最近よくこうした遊びをしているのですが、これには意味が込められています。
えなさんの最初の心境と最後の心境、を現わしております…!
表面は苦悩を現わすマーブルに、裏は菅原さんと関わったことで気持ちが変化したことを現わす空色のミランダ紙(キラキラしています)にしました!
これ、気が付いた方はいますかね~?
先行して本をお送りしていたiさんにはとても好評でした…!
表紙といえば、この構図は私がお願いしていたのですが、とくに気に入っているのは菅原さんがコントローラーを通してえなさんと繋がっているところを現わしていることですね…!自分でもよく思いついた!と思っていますw
本当に内容にぴったりな優しい雰囲気をもった絵を頂けて嬉しいです…;;
デザインも己の解釈に合うデザインを作れたなと感じています
えなさんと仲直りするところの文なのですが、
「声をかけたことは、間違っていない」
これは私自身に言い聞かせるためのものでした。
あとがきにも書いた通り、私もえなさんのモデルの子と一度縁が切れ、その後声をかけて復縁したといういきさつがあります。
声をかけたことを、ちゃんと肯定したかった、認めてあげたかった。という気持ちもあり、このような一文を書きました。
自分でこの本を何回も読み直しているのですが、この一文に込めた想いはとても強くあります。
そして読むたびにこれで良かったんだと、自分で自分を褒めたような、ある種救われるような心地に毎回なっています。
今回は余白を意図的に組み込んでおります。
えなさんが菅原さんと縁を切るところなどがそうですね。
本当はこのあとは時間軸が一ヶ月経つので、見開きもう1ページ分ページを開ければ良かったなと少し反省しているのですが、余白の使い方は今回良い味を出せたのではないかと思っています…!
あとがき前の話で、
「生きてて良かったな」
という台詞があるのですが、このシーンは校閲するたびに私が泣いていました…w自分で書いておいて自分で泣いているww
あとがきに書いていた通り、えなさんのモデルの子がもしそう思っていたら良いなぁ、なんて願望がここにはこもっているのですが、ただの願望なのに私はここで泣きます…wそれはもう、思い出すだけでも泣きます…ww
まぁそれだけあの子のことを想っているということにしてくださいw
そしてきっと菅原さんもえなさんのことをとっても大事な教え子だと思っていると思います。
えなさんが何も楽しいと思えなくなっていたということは、きちんと書けていなかったなとちょっと反省していますが、鬱状態である彼は、趣味も楽しいと思う心もなくただただ惰性でオンラインゲームをしていました。ということを付け加えておきます。
本に書いたあとがき、これは私は圧縮おにぎりと読んでいますww
文字が詰まりに詰まっているからwww
この本のテーマに関しては、あとがきに思いのたけをぶつけまくりましたw
あとがきまで是非読んで欲しいです…!!
あとがきで普通という概念が存在しないものなんじゃないかと、少し話しましたが、
最近お話した方は「普通」とは、マジョリティだ、とお話していて、それもおもしろい考え方だなぁと思いました。
障害というものを語る上では、普通というくくりはないもの、というのが今考えていることですね。
大菅というくくりで作った本ですが、大菅好きの皆様を満たせる本になったかはちょっと不安ですw
本の追加分は大菅要素を取り入れましたが、これで足りましたか…??
今回は私の伝えたいことや考えが優先されておりまして、大菅が足りねー!という方がいらしたら申し訳ないです……
ただ、私自身としては自信をもって大菅だと思っています!
私はここ最近人との繋がりにたくさん助けられ、さらには道を繋げてもらってきていますが、
えなさんのモデルの子にとって、私という繋がりが道を広げるものであればいいなと願っていますし、
えなさんにとって菅原さんや大地さんとの繋がりが、彼の道を広げてさらに繋げていくものであると良いなと願っています。
毎回その時の全力で本を作っています。その時々で必ず失敗はついて回りますが、今回も全力を出したと思っていますし、今回は大菅に関わらず広く多くの方に読んで頂けたら嬉しいなと思っています。
少しでも『知る』お手伝いができていたら嬉しく思います!
それでは最後に、この本を読んでくださった方へ!
「あなたの旅は良いものでしたか?」
ありがとうございました!!